【トルコリラ投資記録 11月第3週】トルコリラ円、21円代回復。新たなトレンドへ。

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上昇基調を続け21円代に突入したトルコリラ円でしたが、先週後半に水を差され、下落トレンドとなりました。

先週の記事はこちら↓

さて、11月第3週はどうでしたでしょうか。またしてもトレンドが変わってきました。1週間を振り返ります。

トルコリラ相場における今週の関心事

サウジ人記者殺害事件

11月11日にパリで行われたエルドアン大統領とトランプ大統領の会談で、何やら本件について議論をしたようですが、具体的な内容や進展については特段情報が入ってきていないようです。

しかし一方で、ムハンマド皇太子の関与が濃厚であることが明るみになった1週間でした。

11月12日:カショギ氏殺害時の音声記録に、「ボスに伝えてくれ」と任務完了を上司に報告するよう促す内容が記録されていました。

「ボスに伝えてくれ」。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は12日、トルコの情報当局が収集したカショギ氏殺害時の音声記録の一部内容を報じた。殺害に関与したメンバーの一人が上司に電話で任務の完了を報告しており、米情報当局者は「ボス」がムハンマド皇太子を指すとみられると指摘しているという。  出典:毎日新聞

11月16日:CIAが「殺害指示をだしたのはムハンマド皇太子」と断定しました。

複数の米メディアは16日、サウジアラビア人著名記者ジャマル・カショギ氏の殺害にサウジ政府が関わった事件について、米中央情報局(CIA)が事実上の最高権力者のムハンマド皇太子の命令だったと断定したと報じた。(中略)CIAが傍受した通話記録によると、ハリド氏にこの電話をするよう指示したのがムハンマド皇太子で同氏の関与を示唆する証拠の一つになっているという。  出典:日本経済新聞

この報道に対して、アメリカ国務省は「不正確だ」と否定したものの、トランプ大統領は、19日(月)か20日(火)には事件を起こした人物の情報を含む包括的な報告を受ける、としています。

 

この問題、いよいよ大詰めでしょうか。11月第4週にも引き続き動きがあるかもしれません。

トルコリラ/円 相場の動きは?


出典:出典:GMOクリック証券 FXプラチナチャートへ加筆

原油価格とトルコリラの関係

先日の記事でも原油価格の上下とトルコリラの変動が連動していることをご紹介させていただきました。↓

今週もサウジアラビアが原油減産方針に傾いたことで原油価格が上昇したり、一方で世界経済の減退トレンドなどから原油価格安となったりと原油相場は注目を集め、その変動によってトルコリラ相場へも影響を与えることとなりました。

引き続き原油価格が安定的に下落し、トルコの経常赤字が軽減されるといいのですが。

ギュレン師の身柄引き渡しの可能性

トルコ政府より2016年のクーデター未遂事件の首謀者と断定され、現在はアメリカに亡命している宗教指導者ギュレン師を巡って、トルコへ送還されるとの報道が入ってきました。

トルコ政府は過去から再三にわたって、このギュレン師の引き渡しを求めてきましたがアメリカ政府は応じず、一方でこのクーデターに関与したとしてトルコ政府はブランソン牧師を逮捕し、人質合戦の様相となり両国の関係はこじれていました。

米NBCテレビは15日、トランプ政権が在米イスラム指導者ギュレン師のトルコ送還を検討していると報じた。複数の米政府高官の話としている。トルコ政府は同師が2016年のクーデター未遂の首謀者と断定、身柄移送を米国に求めているが、米側はこれまで応じておらず、両国関係の火種になっていた。  出典:日本経済新聞

先日のブランソン牧師の解放と合わせて、両人質が解放されれば、トルコとアメリカの関係改善が目に見える形で世界に発信されるでしょう。

先日のブランソン牧師解放の際の記事↓

しかし、今のところ、トランプ大統領は否定しています。この真意はいかに。。

トランプ米大統領は17日、2016年のトルコのクーデター未遂を巡りトルコ政府が首謀者と断定した在米イスラム指導者ギュレン師のトルコ送還について「検討していない」と記者団に述べた。  出典:産経新聞

今後の見通しは? 次のイベントは?

気になるトピックは…

  • アメリカのトルコへの経済制裁解除第2弾は? (関税関連の経済制裁が解除されれば、トルコリラ円は大きく上昇?)
  • サウジ人記者問題、サウジ ムハンマド皇太子の関与は?アメリカとの関係接近? (トルコリラ円上昇要因?)
  • ギュレン師のトルコ送還は?アメリカとの関係接近? (トルコリラ円上昇要因?)
  • トルコ統一地方選を意識したエルドアン大統領の立ち回り?利下げ姿勢が強まる? (トルコリラ円下落要因?)

といったところでございます。

そして、予定されている次の注目イベントは、以下の通りです。

◆2018年11月19日(月)もしくは20日(火) カショギ 氏事件について、トランプ大統領が包括的な報告を受ける予定

◆2018年12月3日(月)16:00  11月分消費者物価指数発表

◆2018年12月13日(木)20:00  トルコ中央銀行 政策金利発表

◆2018年12月18日(火)〜19日(水) FOMC  (日本時間20日(木)午前4時に声明発表、午前4時半に記者会見予定)

◆2019年3月31日(日) トルコ統一地方選

投資収益

今週は売買を行わず、建玉を保有したままでございました。週後半の上昇により、含み損が圧縮されました。来週に期待です。

先週末から変わっておりませんが、現在保有している建玉は以下のとおりです。

来週も頑張りましょう。

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