【トルコリラ投資記録 10月第2週】 米人牧師解放でリラ円上昇か

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2018年10月12日、トルコリラ戦士にとって注目のイベントが行われました。

以下の記事で「次のターニングポイント」と挙げていたように、アメリカ人牧師 アンドリュー・ブランソン氏の解放を巡ってトルコ国内で裁判が行われたのです。

 

その結果は以下の通り。

トルコ西部イズミルの裁判所は12日、テロ関連の罪に問われていたトルコ在住の米国人牧師アンドルー・ブランソン氏の軟禁解除を認める判決を出した。同日夜に米国への帰国の途に就く予定。この問題をめぐり関係が悪化していたトルコと米国の対立が和らぎそうで、通貨安とインフレに直面するトルコ経済に好影響を与える可能性もある。判決は3年と1カ月半の禁錮を命じるとともに、法的な制限を解くことも認めた。ブランソン氏は現状の自宅軟禁を解かれ、トルコから出国できるようになる。トルコが、同氏の即時釈放を求めてきたトランプ米大統領に配慮した形だ。トランプ氏は「ブランソン牧師のことでとても頑張った。まもなく無事に帰国することを願っている」とツイッターに投稿した。判決を受け、外国為替市場ではトルコリラが対ドルで一時上昇した。 出典:日本経済新聞

つまり、解放です。

しかし、ただの解放ではなく、「”有罪・禁固3年と1ヶ月半”、だけどこれまで長く拘束されていたので刑期満了とし、”解放”」ということでトルコ国内への面目も保ち(=有罪)、アメリカ側の意向も汲み取った(=解放)、「大人な判決」という結論となりました。

トルコリラ/円 相場の動きは?


出典:GMOクリック証券 FXプラチナチャートへ加筆

これを受けて、トルコリラ/円は一時19.2円を超える水準まで上昇。

しかし、少し前から米人牧師解放の噂・報道もあり、徐々に値が上昇していたこともあり、ある程度「折り込み済み」ということもあったと思います。

そして、利益確定の売りも相次いだと見られ、突き抜けるほどの上昇とはいかず、すぐに値を下げ、やっと19円台に乗せるのが精一杯といったところでした。

今回はあくまで、「牧師が解放されずアメリカとの対立が悪化」という最悪なシナリオ(=さらなるトルコリラ暴落)は避けられたという位置付けでしょうか。

トルコリラの上昇に向けてはなかなか厳しい状況ですね。

また、その前に発表された政府のインフレ対応策があまりに「え・・・。」という内容だったことも影響しているのでしょうか。

トルコのアルバイラク財務相は9日、通貨リラ安に伴うインフレ対策として、小売りなどの企業が「年末まで最低10%の値下げを実施する」キャンペーンを開始すると発表した。8月以降に実行された融資を対象に各銀行が金利を10%下げ、電力や天然ガス料金の引き上げは年末まで凍結する。金融市場は効果を疑問視している。別の閣僚が大手スーパーなどに電話をかけて協力を要請しており、政治的圧力を使ってインフレ退治を演出する。出典:日本経済新聞

(インフレ対策が”値下げキャンペーン”?  ”大手スーパーなどに電話で協力要請”? 素人ながら、信じがたい施策です。。)

 

市場は引き続き現状を楽観視しておらず、次の動きに目を向けていると考えられます。

今後の見通しは? 次のイベントは?

すでにブランソン牧師はトルコを出国しており、ドイツ経由でアメリカへ帰国するとのことです。

この週末もしくは週明け近々、アメリカ政府はトルコに対して経済制裁解除といった次の一手を打ってくることがあるのか要注目です。

そして、予定されている次の注目イベントは、以下の通りです。

◆ 2018年10月25日(木)  トルコ中銀政策金利発表

◆ 2018年11月6日(火)  アメリカ中間選挙

投資収益

10月12日の一連の値動きの中で、複数回売り買いを行い、
5,340円の売買益を得ました。(また累計スワップは、2,949円(10月3日買い〜10月12日売り)でした。)

現在保有している建玉は以下のとおりです。

やや高い水準で買いを入れて終わってしまった感はありますが…引き続き取り組んで参ります。

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