【WordPress】プラグインはどのように考えれば良いのか

本日は、ブログ開設記を更新いたします。
今回も、ブログ開設にあたって行ってきた各種設定等のひとつをご紹介させていただきます。
前回のご紹介は、「パーマリンクの設定方法」でした。

今回ご紹介するのは、「プラグインの設定」についてです。
プラグインとは?
WordPress Codexによると・・・、
プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールです。WordPress のコアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったプラグインを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
とあります。
インストールしたばかりのWordPressは、基本の機能しか備わっておらず、そこに自分好みの機能を拡充していくツールが『プラグイン』ということです。
イメージとしては、インターネットブラウザ単体ではAdobe Flashファイルで構成されたページは見られませんが、Adobe Flash Playerをダウンロードすることで見られるようになる、といったことと同じだと考えていただければ分かりやすいかと思います。
プラグインを入れる時の考え方は?
プラグインは、WordPressのサイトに掲載されている数だけでも、2018年11月18日時点で下記のように55,852個ございます。そして日々どんどん増えております。
非常に便利そうなものからニッチな機能のものまで、本当に多種多様ですが、以下の点に気をつけなければなりません。
- プラグインを数多く入れてしまうとサイトが重くなり、ページ閲覧の快適さが失われ、SEO対策にも悪影響を及ぼします。
- プラグインのセキュリティ問題は自己責任となります。プラグインにウィルスが仕込まれていたり、脆弱性が見つかったりすることがあり得ます。
- それぞれのプラグインが干渉しあい、うまく機能しない可能性があります。
- サーバー環境によってはプラグイン導入時にエラーが発生する場合があります。プラグインの導入によって、これまでのデータを毀損してしまう可能性があるので、安易に次々とプラグインを導入することはリスクが伴います。(プラグインを扱うときには、バックアップをとっておくことが大切です。)
- プラグインは定期的に更新プログラムがリリースされます。数多くのプラグインを入れてしまうと、この対応も頻繁にあり、管理が大変になります。(アップデート前は問題なく動作していたのに、更新した途端エラーが発生する、ということもあります。数多くのプラグインを入れていると、どのプラグインが原因でエラーが発生したのか容易に突き止められなくなります。)
つまり、
プラグインの導入は、必要最低限!
これだけは頭に入れておきましょう。
プラグインは確かに便利で、例えば、記事内の文字を装飾したり、目次を作ったりすることを簡単にしてくれるプラグインもありますが、こういったことはプラグインに頼らずに自分でコード入力することで対応可能です。
自分でコード入力することで知識も増えていきますので、ぜひプラグインに頼らずにできることは調べながら自分でやる、ということを実践していくことをおすすめします。
プラグインの数に厳格なルールは存在しませんが、私は10個以内に抑えたいと思ってブログを書いております。
(上述したような懸念点を考慮すると、どんなに多くても20個が限界だと思います。)
おすすめのプラグインは?
では、私が、オススメかつ最低限必要だと思って導入しているプラグインをご紹介させていただきます。
Google XML Sitemaps
検索エンジン向けのサイトマップを作成したり新しい記事を公開した時に自動的にサイトマップを更新してくれるプラグインです。
検索エンジンにサイトの構造を伝えることで、ページが確実にインデックスされたり、新しい記事なども比較的早くインデックスされたりもするので、アクセスアップにも少なからず影響してきます。
自動的にサイトマップを更新してくれるこのプラグインは、Wordpress利用者の多くが活用している必須プラグインと言っても過言ではありません。ぜひ入れておきましょう。
All In One SEO Pack
WordPressのSEO対策を一通り設定することができる便利なプラグインです。
メタタイトルやメタディスクリプションを簡単に設定できるようになりますので、入れておくと良いでしょう。
しかし、設定や入力をしっかりと行なっていかないと意味がありませんので、この方法については後日記事で紹介したいと思います。
Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
WordPressに最初からプリインストールされているプラグインのひとつです。
自動的にすべてのコメントをチェックし、スパムのように見えるものをフィルターしてくれます。セキュリティ対策として有効ですので、ぜひ有効化しておきましょう。
BackWPup
バックアップを自動で取ってくれるプラグインです。
バックアップ取得頻度の設定や、Dropboxへの保存等も可能です。
プラグインの導入によってサイトが壊れてしまったり、他の要因によってもサイトが壊れてしまうリスクがあります。いざという時に焦らないように、バックアップは必ず取りましょう。
Compress JPEG & PNG images
画像圧縮を自動で行ってくれるプラグインです。
アイキャッチ画像や説明図等がないサイトは味気なく、とてもユーザー目線で親しみやすい・理解しやすいサイトとは言い難いですね。しかし、サイトに画像をたくさん掲載していくと重たいサイトとなり、快適に閲覧できなくなってしまい、SEO対策上も好ましくありません。そこで、このプラグインを活用して画像の圧縮をして「重たいサイト」にならないようにしましょう。
画像アップロードの際に自動的に画像を圧縮してくれるので、これまでの作業ルーティンのまま画像容量の削減を行うことができます。また、既に過去にアップロード済みの画像も簡単に圧縮することもでき、便利です。
WP Multibyte Patch
WordPressに最初からプリインストールされているプラグインのひとつです。
いろいろと機能はあるようですが、例えば全角文字を適切に認識することを助けてくれたりするようです。
日本語でのブログ運営を行うのであれば、必須となるプラグインですので、有効化しておきましょう。
Download Manager
当サイトでは、フリー写真素材を掲載しております。
このフリー写真素材掲載ページでは、画像をダウンロードいただく仕様にしており、この仕組みを構築するのに役に立ったのが「Download Manager」のプラグインです。
←このようなダウンロードアイコンも簡単に作ることができます。(アイコンの種類も多種多様!)
このようなサイトを構築する場合にはご参考にしてください。
以上、私が実際に入れているプラグイン7つのご紹介をさせていただきました。アップデート等ございましたら随時更新させていただきます。
皆様のご参考となれば幸いです。
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